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ガンを克服のために
免疫力を高めることでガンは克服できる
ガンのメカニズムを知ると、いかに早期にガンを発見し、成長しないように防ぐか、が大事であることが分かると思います。
実は小さなガン細胞が生まれて、発見されるほど大きくなるまでには、かなりの時間がかかります。この間に生活習慣を見直したりすると、ガンをやっつけてしまうことは可能なのです。
＜ガンを抑制する方法＞
１・発ガン物質（イニシエーター）を退ける
２・ガン促進物質（プロモーター）を排除する
３・免疫力を下げない、高める
特に３の免疫力向上が大事です。人間は本来、病気や怪我に対して自分で治そうとする力（免疫力）を持っています。最近では、ガンの治療においても、この人体の免疫システムに着目した「免疫療法」が注目されるようになりました。なぜ免疫力かというと、ガン細胞の発生は、誰にでも起こっており、普通であれば免疫が働き、ガン細胞を敵として見分けて攻撃し、排除してくれるからです。ガンが成長するのは免疫力が正常に働いていない、と考えられます。
ガンを防ぐには一次予防が大事だ
ガンを大きくする要因（プロモーター）として、R・ドル卿とR・ピート氏が米国で行った研究によると、食生活に起因するものが35％、タバコに起因するものが30％、慢性感染症やウィルスに起因するものが10％という結果が出ているそうです。
この結果からもわかるように、ガンなどの生活習慣病の予防は生活習慣を見直すことに他なりません。いま、日本でも「予防医学」が注目されるようになり、一次予防が大事だといわれるようになりました。普段から健康に気を配り、病気にかからないようにする、ということです。