認知症 アルツハイマー 予防


認知症の発症を遅らせる方法

生活の中でも工夫しだい。脳を活性化しよう

日本は世界一の長寿国となりましたが、残念ながら認知症患者も増加傾向にあります。

誰もがボケたくないと思ってはいるものの、自分はボケない、と言いきれる人は少ないはずです。
認知症を寄せ付けないためにも、脳を活性化させる生活法を取り入れましょう。

認知症予防の趣味

定年後およそ20年の余生があることを考えると、これからは余暇を楽しむ人生を早いうちから準備しておくことも大切です。仕事以外に新しくチャレンジできること、あるいは趣味などを持ち、脳にほどよい刺激を与えてあげることが認知症予防にもつながります。たとえば、絵手紙・楽器・パソコン・園芸・など、手を動かし成果を確認できるものをやって見ましょう。また、趣味から広がる新しい人付き合いも刺激を与えてくれるはずです。

認知症予防の運動

手足の運動は脳の活性化に良いとされています。ムリなく続けられる、自分の体力に合った運動をしましょう。早足の散歩や、手足を動かすストレッチでも十分です。運動しなければいけない、という義務感は逆にストレスになりますので、自分が気持ちよくできることが一番です。

<グーパー運動>

  • 両手を方の高さまでまっすぐ伸ばします。
  • 手の甲を上にして、グーとパーを繰り返します。
  • パーをするときは指を弾くつもりで一気に指を出しましょう。
  • 1秒間に2回くらいのペースで1分間続けます。


  • <スキップ運動>

    足腰が特に弱っていなければ、スキップは脳にも効果的です。右右左左右右左左の片足とびのスキップをしましょう。前に進まなくても、その場でやっても結構です。

    認知症予防の食事

    若い脳を保つための食事のキーポイントは、「減塩」「抗酸化」「コレステロール」です。高血圧は認知症の危険因子の一つ。塩分やコレステロールの摂り過ぎは、血管を老化させ、動脈硬化や脳梗塞を促します。

    栄養バランスの良い食事をすることは、高血圧・動脈硬化などの生活習慣病だけでなく認知症予防にも効果的なのです。

  • 納豆:納豆に含まれるナットウキナーゼが血栓を溶かし、血液をサラサラにする作用があります。
  • 海草:ワカメ・コンブなどに食物繊維が含まれています。
  • キノコ類:腸内の余分なコレステロールを掃除してくれる食物繊維が多く含まれています。
  • ゴマ:ゴマに含まれるメチオニンは肝機能の働きを助け、トリプトファンはコレステロールや血圧を安定させる働きがあります。黒ゴマのアントシアニンには強力な抗酸化パワーがあります。
  • 魚:サバ・イワシ・サンマなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は悪玉コレステロールを増やしません。
  • 塩分:塩分は1日に10gを目安にしましょう。
  • 胚芽米:ビタミンEはこう酸化作用に優れています。



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