アレルギーを知る│生活習慣病予防サイト

アレルギー

痛いよりも耐えられない「かゆみ」がガマンできず、体をかくことにより悪循環を引き起こす。

アトピー性皮膚炎は、患者本人にとって本当につらい病気ですよね。特に、小さな子どもが苦しんでいる姿は痛々しい限り。以前は成長するにつれて改善されることが多かったのですが、最近では大人が発症したり、成長しても治らないケースもあります。

このようなアトピーなどのアレルギー症状は「自ら病気と闘う免疫機能が過剰に働く」ために起こる拒絶反応。しかも、生活習慣や環境の悪化、ハウスダスト、ストレスに囲まれる現代では、年々アレルギー体質に変化する人を増やしています。

卵、乳、小麦製品、そば、落花生。どれもおいしいものばかりなのに、食物アレルギーのせいで食べられないなんて…。

特に乳児・幼児が口にするミルクや離乳食などは、お母さんが食品管理を徹底的にする必要があるため、その負担は大変ですよね。しかも最近では免疫力の低下により大人になって急に「特定の食品に反応を示す」症状も増えているとか。

近ごろ疲れやすくなった、体質が変わった気がすると感じたら赤信号。体に入ってくる異物に対する免疫力が低下しているため、特定の食物による反応がアレルギー体質に変化していくサインを出しているのかもしれません。

アレルギーで心配なのは「体質だから仕方がない」とあきらめたために、新たな症状に進行する危険性があること。少しの変化に気づいたら、免疫機能に働きかけ、自然治癒力を高めることを試してみてはいかがでしょう。少しずつ体が健やかになっていく喜びを、ぜひ実感してみてください。