|
介護保険の利用方法
介護は家族が行って当然だからと、すべてを引き受けてしまうと、心身ともに疲れてしまう場合もあります。現在は、介護サービスや施設も充実してきましたので、介護保険でそれらのサービスや施設を利用することも上手な介護方法です。
介護保険でサービスを利用するには
高齢者が住みなれた地域で、健康で幸福な生活が送れるように、その指針として介護保険制度がスタートしました。40歳以上の方が被保険者(加入者)となって保険料を負担し、介護が必要とされたときに、費用の一部を支払って介護サービスを利用できる仕組みです。介護保険の詳しい内容は、各自治体へお問い合わせください。
1・役所で情報収集・相談
自分たちがすんでいる地域でどのような支援制度があるかを調べましょう。まずは市区町村の役所・役場に相談を。↓
2・介護保険の認定を申請
介護保険のサービスを受ける場合、原則、本人または家族が、「介護保険被保険者証」を添えて市区町村の窓口に申請します。↓
3・訪問審査
調査員が家庭訪問し、本人の自立度や心身の状態を調べます。↓
4・かかりつけ医の意見書
かかりつけの医師、もしくは指定医の診断を受け、意見書を作成します。↓
5・介護認定
調査結果とかかりつけ医の意見書をもとに、介護認定審査会で<要支援>と<要介護>1〜5(6段階)の審査・判定が行われます。↓
6・ケアプラン作成
介護が必要と判断されたらケアマネージャーに介護サービス計画(ケアプラン)を頼みます。どのようなサービスを利用したらよいか、本人や家族と相談しながら作成されます。ケアプランは自分で作成することも認められていますが、その場合は市区町村に届出が必要です。↓