糖尿病 インスリン


糖尿病の種類

1インスリン依存型糖尿病

膵ランゲルハンス島β細胞の破壊によるインスリン分泌欠如によって、異常な血糖値の上昇をきたし、代謝状態が乱れる疾患。全糖尿病の0.5〜1%。

原因

自己免疫的メカニズム。遺伝的素因の背景の上に、ウィルス・毒素・食物などによって、β細胞が自己免疫的に破壊される。乳児期のミルクが一因?
多量飲酒による膵炎でβ細胞が破壊。

2インスリン非依存型糖尿病

インスリン作用不足(インスリン分泌低下又はインスリン感受性の低下)によって、異常な血糖値の上昇をきたし、代謝状態が乱れる疾患。

遺伝が関与し、肥満・加齢が重要な発症因子。まずインスリン抵抗性が出現し、次に高インスリン血症が起こる。

日本には600万人はいる。しかし治療を受けているのは、3人に1人以下。
体重減少・口渇・倦怠感・多飲・多尿などの自覚症状は相当に重くならないと出ない。その数倍の境界型糖尿病も問題。

合併症

  • 動脈硬化
  • 腎障害
  • 神経障害
  • 眼障害


  • 検査

  • 血糖検査が不可欠。


  • 危険因子

  • 1.遺伝
  • 2.肥満
  • 3.運動不足
  • 4.食事
      高脂肪食
      砂糖
      アルコール



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